銭湯

銭湯でわくわく

 

銭湯物語




家にはお風呂が高校生ぐらいまで無く、毎日のように
銭湯へ行っていました。

町内には1軒の銭湯があり近所には10件ぐらいの銭湯が
ありました。

定休日は必ず同じにならない様に日にちがずれていたのを
思い出します。

小学校1年ぐらいまではお袋と妹となぜが女風呂に入って
いました。

それから物心ついた頃からは、恥ずかしくて男風呂に入っていたのをおもいだします。

銭湯の壁にはタイル絵柄で富士山とかが書いてあって
熱い風呂に入ったりしました。

小学校6年生、中学生になる頃には友達と部活が終わって
から、みんなで集まって

今日はあそこの銭湯明日はあそこの銭湯という感じでみんなで1時間とか2時間ぐらい

話をしたり、いろいろ楽しかった思い出もあります。

その中のひとつは洗い場でみんなで並んで頭や体を洗っている時です。

みんな恥ずかしいので腰にタオルをまいているのですが、
頭を洗っている時にどうしても

大事な所がスースーするので、それで桶にお湯を入れて
かけて暖めているとみんなが

笑っているんです。どうしてかなぁ?
思ったらどうも、そこにトニックシャンプーをかけられて

いたみたいで、もうそれからはシャンプーの掛け合いでした。

そう岩風呂というか三畳ぐらいのコーナー

みたいな所があって岩を登っていきますと女風呂が
覗けそうなところがあって岩を登って

怒られたりしました。また風呂の中で
女風呂とつながっているところがあって
みんなで水中メガネを
持っていて潜たりしたことも
(ぜんぜん見えませんけど)、電気風呂があってお年寄りの人が腰をピッタリつけて
座っているのでまねをして
あまりにもすごい電気でビックリして動けなかったり、

(今ではとても気持ちがいいですが)

そんな中1軒の銭湯が造り直して サウナができて、別料金で入ると100円余分に掛かったと思います。

入りたくて、入りたくてでも100円が勿体無くてラムネだと2本飲めるし そういう時は

親といっしょにいって出して貰ったのを覚えています。
最高でした。

今でも銭湯はよく行きます。形は違いますがスーパー銭湯も 健康ランドも近くの温泉も

家のお風呂はシャワーだけとかなんですが、10分も入っていないのですが、

銭湯へ行くと45分から1時間ははいっていますね。

後風呂から出てからは、今は20円なんですけど

ハンドルで肩の位置を自分で調整するマッサジ機を
これがなかなか気持ちがいいですよ。

銭湯は自分たちの社交場だったように思います。

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